
(せいりゅう)


孟蘭盆の盆踊りに端を発し、4種類の踊りで構成。「五拍子」の太鼓は人々に始まりを伝え、「二拍子」で踊りの佳境を、「キッキェカッコ」で最高潮を示し、「長者の山」で締めくくります。くずし踊りを含め13の踊りを伝承しています。沢水豊かな土地柄から「清流」と命名。太鼓のバチ返しに特徴があります。
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(みんようけんきゅうかい)


郷土に伝わる伝承民踊を研究し、発足以来60年という長い歴史があります。南部よしゃれ、外山節等、数々の岩手県民踊を全国に紹介しております。民謡に踊る喜びを――踊りの中ににじみ出る和やかさ、いこい、よろこび、ゆたかさを、一人でも多くの人に理解してもらいたいと思い、民踊を愛し、普及に努めている団体です。
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(やまぎし)


其の昔南部の殿様が京の都から盛岡に帰還された時、山岸、三ツ割、北山の百姓衆がこれを祝って老若男女大勢で太鼓の拍子に合わせサッコラチョイワヤッセを囃して踊った。殿様は大いに喜んで「サアサ踊れサア踊れ」と自ら踊りの輪に入って楽しんだ。その時の「サアサ」がさんさ踊りの名になったという。また当時の曲数が33種類あったことから、さんさ踊りと呼んだとも伝えられている。
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